クラシック音楽を楽しむ広場

クラシック音楽を聴いた感想を記します。

カッチーニ作曲、アヴェマリア・・・神々しい調べ

30年ほど前、NHKのラジオ番組を聴いて、知らない曲を聴き、ノートに作曲者、曲名、感想をつけていました。それが私のクラシック音楽愛好の始まりでした。そこで気にいった曲を少しずつ買っていた次第です。
 当時のCD、1枚2,500円が、学生であった私には高く、吟味して購入する必要があったのです。
そのラジオ曲から流れる曲を、聞いた瞬間から、とりこになり、急いで、CDショップに買いに行った曲が、カッチーニアヴェマリアです。

 イタリアの作曲家のカッチーニ(1545〜1618)アヴェマリアは、一回聞くと、引き込まれます。階段をゆっくり登るような伴奏を背景に、神々しい調べで歌がうたわれます。
 購入CDは、男性歌手(カウンターテナー) スラヴァ(ヴィチスラフ・カガン・ペイリー)で、当時、CDショップにも流れていました。 流行っていたと思います。
 

 「アヴェマリア」は シューベルト バッハ&グノー ストラビンスキー サン=サーンス リスト も作曲し多くの曲がありますが、特に、シューベルトカッチーニ、グノーの三人の作曲家のアヴェマリアを「3大アヴェ・マリア」というそうです。その中でも、カッチーニが、一番心惹かれます。音楽の持つ牽引力にひかれます。

追記:グノーのアヴェ・マリアは、
バッハの鍵盤作品 平均律クラヴィーア1巻の前奏曲第1番を伴奏に、グノーがメロディを作った曲です。
バッハの前奏曲第1番は、時々弾いています。この曲くらいしか、楽譜を見て、すぐに弾ける曲がありません。人生落ち着いたら、ピアノレッスンを再開したいと思っています。以前、学生時はブリュグミラーまで、練習していました。定年後の夢です。(そう遠い日ではないのですが、まだ近い日でもありません。約10年くらいです)